建物の構造形態には、従来の耐震構造と新しい構法である免震構造と制震構造に大別されます。
免震構法は建物と基礎の間に、免震装置である「絶縁支持装置」とさらに「復元装置」や「減衰装置」を設置して、地震が作用した場合にそのエネルギーを吸収して、地震が作用した場合にそのエネルギーを吸収して、振動を早期に収束させる手法です。その結果、建物自体はむろん、内部収容物をも無損傷・無損壊で保全することができます。
免震建物では、地震時には1階から最上階までほぼ一定にゆっくり(加速度が低減されていること)とゆれ、窓ガラスや柱、梁を損壊させることなく、資産と将来生活を保全することができます。何よりも、住居しておられる人々が日々「安心感」に包まれていることが喜ばれています。
家具などの収容物は、その縦-横比や設置面の状況によって転倒する限界が異なってきます。
従来建物での研究成果では、和ダンスや本棚は加速度200〜250(cm/sec2)程度の応答加速度で転倒します。
阪神・淡路大震災じの死因の多くは収容物の転倒による圧死とも言われています。
一方、免震構造では、免震装置の装着により応答加速度を大きく低減し、(住宅では、150(cm/sec2)以下に低減)かつ周期を伸ばすため家具や医療機器などの収容物の転倒を防ぎ、資産価値の保全と震災後の生活そのものを保障することができます。